大阪大学 大学院医学系研究科

研究概要

当教室は、遺伝情報と形質情報の結びつきを統計学の観点より評価する学問である、「遺伝統計学」を専門としています。 次世代シークエンサーに代表されるゲノム解読技術の発展により、大容量のゲノムデータが得られる時代が到来しています。得られたデータを適切に解釈し、社会還元していく過程において、遺伝統計学は重要な役割を果たしています。
 当研究室では、ヒトの遺伝情報の解析や新たな遺伝統計解析手法の開発を通じた、疾患病態の解明、ゲノム創薬、個別化医療の確立を目指しています。これまでに、国際共同研究を通じて大規模ゲノム解析を実施し、多彩なヒト疾患における新規感受性遺伝子を同定してきました。遺伝統計解析により大規模ゲノム解析の成果と多彩な生物学・創薬データベースを横断的に統合することにより、新規ゲノム創薬やバイオマーカースクリーニングにも取り組んでいます。
 一方で、遺伝学、統計学、臨床医学、情報学といった複数の学問領域に渡る専門性が求められることもあり、我が国では遺伝統計学の専門家が少ない状況にあります。遺伝統計学を標榜する数少ない教室の一つとして、若手研究者や学生を対象とした人材育成にも取り組んでいきたいと考えております。

Topics

2017年9月12日
日本人集団における肥満のゲノム解析の論文がNat Genet誌に掲載されました。
2017年8月30日
遺伝統計学・夏の学校@大阪大学の講義資料を公開しました(2017年開催分)。
2017年8月26日~28日
遺伝統計学・夏の学校@大阪大学(2017年8月26日~28日)を開催しました。

2016年9月29日
研究員の募集を行っています(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)。
※ 現在も応募継続中です。
2016年8月26日~28日
遺伝統計学・夏の学校@大阪大学を開催しました。
2016年8月9日
EGFR変異肺腺がんの発症へのHLA遺伝子の関与を報告した論文がNat Commun誌に掲載されました。
2016年8月5日
非古典的HLA遺伝子の疾患リスクを報告した論文がAm J Hum Genet誌に掲載されました。
2016年4月21日
岡田教授が読売テクノ・フォーラム ゴールド・メダル賞を受賞しました。
2016年4月1日
遺伝統計学教室が発足しました。